最近は手軽にテイクアウトやデリバリーを利用できるお店が増えました。ただ、その一方で、プラスチック容器やカトラリーのゴミが気になることも多いですよね。私も「簡単な夕食で助かる反面、捨てるときちょっと心が痛む…」なんてことがしばしばありました。そこで、テイクアウトや外食を楽しむときでも、できるだけ使い捨てプラスチックを減らすための工夫を取り入れています。
お店選びから考えよう
外食やテイクアウトをするときは、最初のお店選びから意識してみると意外とゴミ削減につながります。
再利用可能な容器を導入しているお店を選ぶ
最近はお弁当やドリンクをリユース容器で提供している店舗も増えてきました。SNSやお店のサイトで情報をチェックすると、環境意識が高いお店が見つかることがあります。
無駄に過剰包装しないお店
同じテイクアウトでも、袋が二重三重になっていたり、使い捨てカトラリーが自動的に付いてくるお店もあれば、必要最低限で抑えているお店も。選ぶ側の意識でゴミを減らしやすくなります。
“マイ容器”持参は実はカンタン
お店によっては、タッパーや水筒など自分の容器を持ち込みできるケースがあります。いきなりハードルが高く感じるかもしれませんが、慣れるとそこまで面倒ではありません。
スープやドリンク類はマイボトル・マイタンブラー
私はカフェに行くとき、ステンレス製のタンブラーを持参するようにしました。プラカップや使い捨てストローのゴミが出ず、お店によっては割引が受けられることも。
固形物はマイタッパーで
まだ対応していないお店もありますが、テイクアウト専門の惣菜屋さんや個人経営のカフェだと、持ち込み容器に快く詰めてくれることがあります。事前に問い合わせしてみる価値ありです。
不要なカトラリーを断るコツ
テイクアウトでよくあるのが、プラスチックフォークやスプーン、ストローなど。断りたくてもタイミングを逃してしまったりすることもありますよね。
はじめに「カトラリーはいりません」を伝える
会計時など注文が確定したタイミングで一言添えると、お店の人も準備前に把握できるのでミスが減ります。
マイ箸&マイスプーンを持ち歩く
コンパクトに折りたためる携帯用箸やカトラリーセットが市販されています。カバンに一式入れておくと外食先でもサッと使えて便利。
小さな積み重ねが大きなゴミ削減に
私自身、最初は「断わったら変に思われないかな?」とか「店側に迷惑をかけるかも?」と心配でした。でも、お店の方々は意外と親切で、環境に配慮した行動を喜んでくれることも多いです。少しずつ“使い捨て前提”をやめるだけで、驚くほどプラスチックゴミが減りました。テイクアウトや外食は楽しみのひとつですが、ちょっとした気遣いで地球にもやさしく過ごせるなら、やってみない手はありませんよね。
あなたの食事が環境貢献になる
外食やテイクアウトが便利な今だからこそ、使い捨てプラスチックを減らすという意識がとても大切。お店を選ぶとき、カトラリーを断るとき、マイ容器を持ち込むときなど、ほんの少し勇気を出して行動すれば、積み重ねが大きな変化を生み出します。次回テイクアウトするときは、ぜひプラスチックゴミを減らせる方法を試してみてください。ちょっとした工夫が、未来の環境を守る一歩になるでしょう。